2.価値とは何か?


前回のページでは、
「仕事をして他人の役に立つ事で、お金を受け取る」という、
  
「経済の基本的な原則 」についてお伝えしました。
  
  
経済分野では「他人の役に立つ事」を、
  
【 価値を提供する 】と言います。
  
  
基本的には、
  
「価値」を提供した「対価(見返り)」として、
「報酬(お金)」を受け取る
    
という事です。
  
  
それはつまり、
  
他人や企業に「高い価値、大きな価値」を提供すればするほど、
【 自分が「受け取れる報酬、お金」も多くなる 】
  
という事です。
  
  
では、【 価値 】とは何でしょうか?
  
  
「価値」をシンプルに表現すると、
  
【 失ったら困るモノ 】です。
  
  
失ったら困るモノほど、「価値が高い」と言えます。
  
  
基本的に、
人間は「自分が価値を感じるモノ」にお金を払いますが、
  
「失っても別に困らないモノ」にお金を使っちゃったとしたら、
それは、【 無駄遣い 】という事になる訳です。
  
  
そして、「価値の高さ」を算出する方法は、
  
【 価値の高さ =「実用性」×「希少性」】
  
というシンプルな方程式によって導き出す事ができます。
  
  
例えば、水や空気というのは、無ければ死んでしまいます。
  
ですから、「実用性」は非常に高いのですが、
日本においてはありふれていて「希少性」が低いので、
  
値段は安くなっているわけです。
  
  
もし、空気の無い宇宙空間だったら、
空気も高値で売れるかもしれませんね(笑)
  
  
他にも、人間が「読み書き」できるのは「教育を受けたから」です。
  
教育を受けなければ、人間は「読み書き」すらできませんし、
「読み書き」ができなければ、生活もできません。
  
  
非常に「実用性の高い教育」なのですが、
割と誰でも教えられるので、「希少性は低い」という訳です。
  
  
つまり、どれほど「実用性が高い重要な仕事」をしていたとしても、
  
「希少性が低い仕事」になると、
受け取れる報酬は少なくなってしまいます。
  
  
ですから、多くの報酬を受け取りたければ、
【 カンタンには真似されない仕事 】をする必要があります。
  
  
・他人から「失ったら困る」と思われるほど「実用性」が高く、
・カンタンには真似されない「希少性」が高い価値を提供する
  
  
それが、【 お金を稼ぐ為の方向性 】なのです。
  
  
「希少性なんて、難しそうだな…」
と思った人もいるかもしれません。
  
  
しかし、誰でも「仕事の希少性」を高める方法はあります。
  
  
なぜなら、誰しもが【 自分だけの個性 】を持っています。
  
  
それは、他の誰が真似しようとも、絶対に真似の出来ない、
「ユニーク」で「オンリーワン」の要素です。
  
  
ですから、【 自分の個性を活かした仕事 】をする事で、
  
「希少性」というのは高めやすくなるわけです。
  
  
むしろ、「学校や会社の枠」に収まりきれないほどの、
「非凡な強い個性」を持っている人は、
  
【 希少性を演出しやすい人 】だと言えると思います。
  
  
もちろん、その「自分の個性」を磨いて、
他人に気に入ってもらう必要はあります。
  
その方法については、「第3章、第4章」で扱っていきます。