1.経済の基本


第1章では、「子供に対する教育」の主な目的は、
   
将来大人になった時の【 経済的安定の為 】である…、
  
という内容をお伝えしました。
   
   
しかし、日本人の大人たちは、
「経済(仕事・お金)」についてあまり詳しくありません。
  
  
ですから第2章では
主に「経済」について、語っていきたいと思います。
  
  
では、改めて「経済とは何か?」というお話ですが、
シンプルに表現すると、
  
【 仕事によって、「お互いの生活」を助け合うこと 】
  
という風に言えると思います。
  
  
そして「お金」とは、
  
【 その「助け合い」を円滑に行うための手段・道具 】
  
という風に言えると思います。
  
  
・家を建てる人
・農作物を作る人
・家畜を育てる人
・食事を作る人
・モノを運ぶ人
・ゴミを処理したり、掃除する人
  
そういう人たちが助け合って、
人間の生活は成り立っている訳です。
  
  
もし、誰も仕事をしなくなったら、
  
・電気は使えない 
・電車は動かない
・食べ物は手に入らない
・誰もモノを売ってくれない
・ゴミを持って行ってくれない
  
という事で、人間はまったく生活できなくなってしまいます。
  
  
「毎日、誰かが仕事をしてくれる事」で、
人々の生活は成り立っている訳です。
  
  
そして、助け合いを「公平」にする為に、
  
たくさんの価値を提供した人、他人の役に立った人が、
たくさんの報酬を受け取れるように、
  
経済には、【 交換という原則 】があります。
  
  
たくさん仕事をしたのに、
ちょっとしか受け取れなかったら不公平ですし、
  
そうなると、頑張れば頑張るほど損をする事になるし、
誰も頑張って仕事をしようとしませんよね?
  
  
あなたも、例えばアルバイトをしていて、
同僚と同じ仕事をしているのに時給に大きな差があったら、
  
頑張って働く気が無くなってしまうのでは無いでしょうか?
  
  
ですから、経済では「公平であること」が大切になってきます。
  
  
たくさん人の役に立った人が、たくさんの報酬を受け取る。
  
  
その「公平さ」のために、【 交換という原則 】を設定しているのです。
  
  
つまり、仕事をして他人の役に立った人が「お金」を受け取り、
  
次は自分がその「お金」を使って、「他人の仕事」を受け取る…
  
  
という事です。
  
  
そうやって、「お金」という道具を使って、
  
【 お互いの仕事を「間接的に交換している」】のが、
  
現在の「経済の仕組み」なのです。