1.学校・会社に通えなくなる理由


では、ここからは本題に入っていきたいと思います。
  
【 そもそも、「なぜ学校や会社に通えなくなる人」がいるのでしょうか? 】
  
  
もちろん人それぞれ状況は違いますから、
一概には言えないかも知れません。
    
  
私の場合には、【 身体の拒絶反応 】が起きました。
  
学校や会社に行こうとしても、身体が動かなくなるのです。
  
  
その当時は、理由なんかわかりませんでしたし、
原因究明どころじゃありませんでしたけど、
  
人間心理を学ぶようになってから、その理由がわかりました。
  
  
【 人間の行動の大部分は、無意識が支配している 】
  
という事です。
  
  
よく、
  
ダイエットして痩せようと思っているのに、
「甘い物が食べたい衝動」に駆られて、つい食べてしまう!
  
という話がありますよね?
  
  
【 理性では抑えきれない衝動… 】
  
これは、誰しも感じたことがあるのでは無いでしょうか?
  
  
その衝動とは、「無意識の欲求」なのです。
  
  
人間には、普段はこれが自分の意識だと思っている
「理性」があります。
   
  
そして、もうひとつ理性とは別に
「無意識」があるのです。
  
  
つまり、一人の人間の「心(精神)」には、
  
【 理性 】と【 無意識 】という全く別の意識が、
   
それぞれ共存している訳です。
  
  
例えば、自転車の運転に慣れると、
  
理性を働かせて特別に意識をしなくても、
無意識的に運転ができるようになりますよね?
  
「身体が覚えてくれている」という状態です。
  
  
他にも、「傷口の治癒」や「臓器の動き」だって、
意識をせずに、無意識でやってくれている事です。
  
  
そういう風に、
  
人間の「生命活動」や「行動」には、
【 無意識 】が深く関わっている訳です。
  
  
つまり、学校に通えなくなってしまうのは、
  
理性では、「学校に行かなきゃ!」と思っていても、
無意識が、「身体にストップを掛けている」という状態です。
  
  
では、なぜ無意識はそこまでして、
「自分が学校に行く事を止める」のでしょうか?
   
   
答えはひとつ、
  
【 非常に強い「精神ストレス」を感じるから 】です。
  
  
ストレスを感じる理由は、人それぞれでしょう。 
 
・窮屈な環境がイヤだ
・人間関係がイヤだ
・勉強がイヤだ
  
…などなど。
  
  
ただ、ストレスを感じる理由は人それぞれ違っても、
共通しているのは、
  
本人にとっては、
「とてつもない精神ストレスになっている」という事です。
  
  
精神ストレスとは、
無意識や肉体にとっては「毒」と同じです。
    
  
「これ以上毒を溜め込めこむと、精神崩壊や生命に関わる!」
  
という無意識の判断で、身体にストップを掛けているのです。
  
  
要するに、「精神ストレスから身を守ろう」という、
  
【 無意識の防衛反応 】なのです。
  
  
では、大多数の人が学校や会社に通えている中で、
   
なぜ「特定の人」は、学校や会社に通うことに対して、
それほど強い精神ストレスを感じてしまうのでしょうか?
  
  
その原因については、次のページで解説したいと思います。